ＵＳＥ文

• モジュールのすべてのデータを参照可能にするには、USE文の後に モジュール名を記述する。
• 一部のデータだけを参照する場合は、ONLY句つきのUSE文を使う。
• 同じ変数名を使っている場合は、名前の衝突をさけるために別の変数名で 参照する。この場合は、"変数名 => モジュール内の変数名"を記述する。

USE モジュールの名前 [,変数名 => 変数名] 　　USE モジュールの名前 [,ONLY : 変数名]

［例］

モジュールで定義した変数を主プログラムで使用する。

  MODULE data                       !モジュールの定義
     INTEGER,DIMENSION(5,3) :: a    !共通使用の変数
     REAL    :: b=12.3              !共通使用の変数
     INTEGER :: c=123               !共通使用の変数
  END MODULE data
  PROGRAM main                      !主プログラム
        USE data
        a=10
        WRITE(*,*) b,c
        CALL sub
     CONTAINS
     SUBROUTINE sub                 !サブルーチン
        USE data,ONLY : a,b         !変数a,bを参照する
        WRITE(*,*) a,b
     END SUBROUTINE sub
  END PROGRAM main