NAMELIST文
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green dotNAMELIST文

NAMELISTは、変数群名とそれに属する変数を指定する。変数群名は、 READ文またはWRITE文に記述することができ、それに属する個々の変数の 入出力を行うことができる。プログラムのテストのときは、変数名の 値を出力し、値を確かめることがよくあるが、NAMELISTを使うと簡単に できる。
 NAMELISTを使って、変数に値を入力する場合は、次の規則がある。
[例1]
NAMELISTを使った出力
    INTEGER :: x
    INTEGER,DIMENSION(5) :: a
    NAMELIST /name/ x,a
    x=987; a=0; a(1)=12
    WRITE(*,name)          !または、WRITE(*,NML=name)
出力
namelist 1
[例2]
NAMELISTを使った入力
    INTEGER :: x,y
    CHARACTER (LEN=10) :: moji
    NAMELIST /name/ x,y,moji
    READ(*,name)
出力
namelist 2 line-end