平成8年度 春期 第二種 午後 問15

                        [更新日]1997.05.30
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃ 次の問15から問17までの3問については、この中から1問を選択し、┃ ┃答案用紙の選択欄の「選」を黒くマークして解答してください。     ┃ ┃ なお、2問以上選択した場合には、はじめの1問について採点します。 ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ 問15 内部設計に関する次の記述を読んで,設問1〜5に答えよ。 あるメーカでは,部品の購入状況を把握するため,1か月分の部品購入表を作成す るシステムを設計した。 〔入力ファイルの説明〕 (1)使用する各ファイルのレコード様式は,次のとおりである。 購入先マスタファイル 部品マスタファイル ┌───────┬──────┐┌───────┬────┬───┐ │ 購入先コード │ 購入先名 ││ 部品コード │ 部品名 │ 単価 │ └───────┴──────┘└───────┴────┴───┘ 部品購入ファイル ┌───┬────┬──────┬─────┬────┬─────┐ │ 日付 │注文番号│購入先コード│部品コード│ 数量 │ 購入金額 │ └───┴────┴──────┴─────┴────┴─────┘ (2)部品マスタファイルは,発注に用いるため,常に最新の単価が設定されている。 (3)部品購入ファイルには,注文時の単価で計算した購入金額が設定される。注文 は、注文番号で一意に識別される。 〔部品購入表の説明〕 (1)部品購入表の様式は,次のとおりである。
部品購入表xx月分

購入先コード:xxxxxx 購入先名:xxxzxxxxxxxxxxxxxxxx
部品コード部品名合計数量 合計金額
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx x,xxxx,xxx,xxx
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx x,xxxx,xxx,xxx
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx x,xxxx,xxx,xxx
: : : :
xxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxxx x,xxxx,xxx,xxx

(2)購入先が変わるごとに改ページする。

(3)合計数量には,同一購入先の同一部品の数量の合計を印字する。

(4)合計金額には,単価×合計数量で計算した金額を印字する。単価は,部品購入
    表作成時の部品マスタファイルの単価を用いる。

〔処理の流れ図〕
設問1 流れ図中の“整列”の整列キーとして最も適切なものを,解答群の中から選ベ。 解答群 ア 購入先コード イ 購入先コード,部品コード ウ 注文番号 エ 日付 オ 日付,購入先コード カ 部品コード 設問2 流れ図中の“集計及び編集”で,処理効率を考慮した場合,最も効果の大きい ものを,解答群の中から選ベ。 解答群 ア 購入先マスタファイルのアクセス方式を,順次アクセスにする。 イ 購入先マスタファイルのアクセス方式を,直接アクセスにする。 ウ 部品マスタファイルのアクセス方式を,頂次アクセスにする。 エ 部品マスタファイルのアクセス方式を,直接アクセスにする。 設問3 部品購入ファイルの項目のうち,P1ファイルの項目として最小限必要なものを, 解答群の中からすべて選べ。 解答群 ア 日付 イ 注文番号 ウ 購入先コード エ 部品コード オ 数量 カ 購入金額 設問4 P3ファイルに必要な項目のうち,P2ファイルの項目からだけでは得られない ものを,解答群の中からすべて選べ。 解答群 ア 日付 イ 購入先コード ウ 購入先名 エ 部品コード オ 部品名 カ 合計数量 キ 合計金額 設問5 部品購入表の合計金額欄に,個々の注文時の単価を用いて計算した支払い金額 を印字するように仕様を変更したい。 流れ図中のどのファイルにどの項目を追加すべきかについての正しい記述を, 解答群の中から選べ。 解答群 ア P1,P2ファイルに,月末単価を追加する。 イ P1,P2ファイルに,購入金額を追加する。 ウ 購入先マスタファイルに,部品マスタファイルと同じ単価を追加する。 エ 部品マスタファイルに,最新注文単価を追加する。

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