2013年8月から2015年7月までの2年間、文部科学省研究振興局学術調査官を担当しました(リンクは2014年8月着任メンバー)。
着任時は私は、准教授1年目であり、
助教なし、秘書なしで研究室を運営していました。
また、私立大学のPIでしたので学内業務が多く、さらに学科内では一番後に着任した若手教員ということもあり、地方入試、父母会、模擬講義、高校訪問などで全国を回っていた時期でもありました。
この時期は、分子科学研究所の客員准教授と機器センター委員も担当していました。
研究者としては依頼講演が増えてきていた時期でもあり、また日本化学会新領域研究Gにて国内外で数くのシンポジウムを開催していた時期でもありました。

こうした状況下、文科省での学術会議参加のための虎ノ門への出勤学術調査官としての5つの新学術領域への参画(1巻頭言執筆の例)、研究者としての3つの新学術領域への参画()、新学術領域の選考・中間および最終報告に関する文科省(虎ノ門)での審査会出席と報告書の作成が加わりましたので、この時期は出張が莫大な回数となり、
出張がない日が月に3日だけなんてこともよくありました。
この時期と後に訪れることになる大学院研究科長と学科主任の併任時(2018-2020年;この時も半年間は助教なし!)が
人生で最も忙しく、この時期を境に、原著論文出版数減少の一途を辿ってしまっています(今も大学院幹事を担っていますが、40代では直近の2年間が最も時間を作れました)。

ただ、学術調査官は戦友であり皆仲が良く、
このメンバーと一緒に仕事できたことは私の人生における宝となっています。

当時、理工系で一緒に頑張っていた先生方(リンクは2年目にご一緒した先生方)のその後は以下のようになっていました。

荒井緑先生(東大薬卒):現在、慶應義塾大学薬学部 教授
大矢根綾子先生(京大工卒):現在、産業技術総合研究所 研究グループ長
片桐清文先生(阪府大工卒):現在、広島大学工学部 教授
熊田亜紀子先生(東大工卒):現在、東京大学工学部 教授
平山朋子先生(東大工卒):現在、京都大学工学部 教授
北野晴久先生(東大工卒):現在、青山学院大学理工学部 教授
はしもとじょーじ先生(東大理卒):現在、岡山大学理学部 教授
中暢子先生(東大理卒):現在、京都大学理学部 准教授
身内賢太朗先生(東大理卒):現在、神戸大学理学部 准教授
大野和則先生(筑波大工卒):現在、東北大学未来科学技術共同研究センター 教授
長谷川靖洋先生(近大理工卒):現在、埼玉大学理工学部 准教授


みんなのその後を見てみますと、みんな凄いなぁって思うとともに、
自分ももっと頑張らなくては!という思いが湧き出ます!




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文部科学省研究振興局学術調査官