WordPressとは?
さて、WordPressってそもそも何なのか?というところから話していこうと思います。WordPressとは、オープンソースのブログ/CMSプラットフォームです。(という風に公式HPに書いてありました。)CMSというのは、コンテンツマネジメントシステムといってHPを作成したり管理したりできるソフトウェアのことです。つまり、「色々な人が書いたソースコードがオープンに公開されていて、それを誰でも無償で自由に使ったり改良したりして自分のホームページやブログを作って良いですよ」ということです。"ブログ"プラットフォームという点もポイントの1つで、ブログに投稿する感覚で記事の投稿や固定ページの更新が可能になっています。また、世界の上位1000万サイトを見てみると、37%がCMSを使って作られてますが、その半分以上がWordpressを使っています。つまり、今の時代はWordPressを使ってHPを作るのが主流ということですね。
じゃあなんでそんな主流になっているのか、WordPressを使うと何がいいのかというところについてお話していきます。

特徴
プラグインによる拡張
プラグインとは、自分のHPにさまざまな機能を簡単に追加できるプログラムです。このプラグインがWordPressを使ってHPを制作する大きなメリットだと僕は思っています。例えば、HPではよく使われるお問合せフォーム。これを1から作るとなると、各項目を記入する欄を作って、いくつかを必須項目に設定して、できればHPから送信された情報を自動で自分のメールアドレスに送信したいし...といったように、とても大変な作業になることは想像に難くないと思います。ところが「Contact Form 7」というプラグインを導入するだけで、大きな手間をかけず、htmlの知識がほとんどなくても以下のようなお問合せフォームを作ることができます。

同様に他にもさまざまな機能を簡単に追加することができます。
無料でオリジナルのURLが使用できる
無料のブログサービスではUPLを完全に自分で決めることができないものが多い。例えばfc2ブログでいうと「http://~~.blogx.fc2.com」(サブドメイン)、amebloなんかでは「http://ameblo.jp/~~/」のような形(サブディレクトリ)でURLが決められる。WordPressを使うと、自分で取得した独自ドメインを使用できるためURLを完全に自分で決められる。どんないいことがあるかというと、SEO面を強化できるということ。つまり、Googleの評価を上げて検索で上位に表示させるのに有利であるということです。簡単なテーマ変更
テーマの変更とは、ざっくり言うと自分のHPの着せ替えができますよということです。また、テンプレートとしてレイアウトやデザインがすでに出来上がっているので、css(テキストの見た目に関する情報を記述するための言語)の知識がなくても他のHPに負けず劣らない立派な見た目のHPを作ることができます。無料でもかなり多くのテーマが配布されており、見るだけでも楽しかったりします。こんな感じに。

カスタマイズでオリジナルのHPに
ここまで述べてきたように、WordPressのテーマや豊富なプラグインやを活用すれば、全くプログラミングの知識がなくても"いい感じ"のHPを作ることができるのですが、やはりテンプレートを組み合わせただけでつくるのでは物足りない人も多いと思います。WordPressでは導入したテーマやプラグインのソースコードを変更することができるので、自分がイメージするものに近いテーマまたはプラグインを導入し、ソースコードを見ながら気に入らない部分は消し、ほしいものは書き加えることでオリジナルのHPを作ることができます。もちろんある程度のhtmlやcssの知識は必要になりますが、ソースを読んで理解できるレベルであれば十分自分の想い描くHPにカスタマイズできると思います。