住宅の太陽熱利用システムにおける長期地中蓄熱に関する研究

太陽エネルギーを使用するものでも太陽光発電に比べ,太陽熱利用は普及率が低い。その理由として,夏季から秋季にかけて需要量に比べて供給量が大幅に上回り,余剰熱が発生することにより,集熱器の大きさに制限ができることがある。この解決法として,余剰熱を土壌に蓄熱することで集熱器の大きさの制限をなくすことが可能となる。
蓄熱された熱源は長い時間をかけて家屋に伝達し,冬季の暖房エネルギーに利用することができ,暖房エネルギーの大幅な削減が可能となる。そこで,この研究では実測やシミュレーションを用いて検証を行う。
・細かい環境条件等の入力により精度及び汎用性の高いシミュレーションの構築
・実測との比較によるシミュレーションの妥当性の検証
・シミュレーションによる最適な運用方法及び構造体の検証

研究メンバー

協力

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東京理科大学 長井研究室

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