研究成果の紹介
日本全国土砂データベースJRS-DB (外部サイト)
当研究室が,SPring-8の放射光を使って7年余りをかけ開発した,日本全国土砂データベース「JRS-DB(Japanese River Sediments Database)」です。 日本全国で採取した3000点以上の土砂を対象に,ごく微量に含まれる重元素と重鉱物の組成を明らかにし,その分布を日本地図上に画像化したものです。 未知の土砂の産地が推定できるので,法科学に応用することで事件の場所を推定する科学捜査に役立ち,安全で住みよい社会を作ることに貢献します。 また,焼き物や土器の産地推定などにも活用でき,幅広い応用が期待できます。
公開中の文献・ポスター
中井研究室の研究を紹介する関する文献・ポスターです。
- 物質史から起源を読む (2006年 論文)
- 先端的X線分析手法による革新的物質情報の抽出 (2008年 ポスター)
- 文理融合型研究 文理融合型研究 ― X線で文明史を読み解く (2012年 ポスター)
- 古代ガラスの化学分析から何がわかる?正倉院のガラス玉と平等院のガラス玉 (2012年 ポスター)