研究室概要

教授
山本 誠
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 水や空気といった流体は生活に潤いを与えるだけでなく、われわれの快適な暮らしを支えるために重要な役割を担っています。航空機や自動車から家庭電化製品に至るまで、流体の関与する機械にはさまざまなものがあります。本研究室では、流体工学を基礎として、さまざまな機械の流れをコンピュータ・シミュレーションによって解明し、環境に優しく人間生活をより豊かにする機械の開発に指針を与えることを目標として研究を進めています。最近は、さまざまな物理現象が複雑に相互干渉するマルチフィジックス流体現象に対するコンピュータ・シミュレーション手法の研究開発に精力的に取り組み、開発した手法の産業応用を図っています。また、血管系の各種疾病をコンピュータ・シミュレーションにより解析し、診断・治療に対する指針を提供する研究も行っています。  本研究室に所属する学生は、例年、学部4年生10名程度、大学院学生約15名であり、各々が異なった研究テーマに取り組んでいる。

研究風景(1997年7月撮影)

研究風景(2006年11月撮影)

研究室風景(2013年11月撮影)

研究室風景(2017年10月撮影)

3Dプリンター(2021年12月撮影)