中田健也助教が平成23年度日本薬学会関東支部奨励賞を受賞
応用化学科教員が日本薬学会関東支部奨励賞を受賞しました。
受賞者 : 理学部第一部 応用化学科 助教 中田 健也
受賞内容 : 最近、中田助教らは新しい反応形式である不斉エステル化反応を見出し、ラセミカルボン酸の速度論的光学分割法の開発に成功しました。本反応で得られる光学活性な2-アリールプロピオン酸誘導体は非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)として汎用されており、この手法を活用した新規薬剤の開発が期待されます。
今回、この内容が基礎薬学に関する優れた研究であり、学術面のみならず社会一般にも大きな反響を与えているものと評価されました。
受賞テーマ : 不斉エステル化反応によるキラルな非ステロイド性抗炎症剤(NSAIDs)の新規供給法の開発
受賞日 : 2011年7月12日
日本薬学会関東支部ホームページ
http://shibu.pharm.or.jp/kanto/
中田健也 助教
大学公式ページ http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?A19973