最近のトピックス
鳥越研究室
悪玉コレステロールを減らす薬を開発

若くても、血中の悪玉コレステロールが非常に多く、動脈硬化を発症し、寿命が短い、遺伝病の患者が全国に25万人います。鳥越研究室では、コレステロールを作る酵素を減らすことにより、血中の悪玉コレステロールを減らす新薬を開発しました。マウスで顕著な効果が見られ、ヒトへの投与を目指しています。
椎名研究室
有機触媒反応を使って純粋な非ステロイド系抗炎症剤を合成
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お医者さんに処方してもらう医薬品は純粋であると思われがちですが、光学異性体の分離は難しいため、ラセミ混合物が利用されているケースがあります。風邪薬や頭痛薬に含まれる解熱剤、外科・歯科医療用の消炎鎮痛剤、花粉症薬、生理痛や腰痛の薬など、様々な医薬品に入っている非ステロイド系抗炎症剤(NSAIDs)は、ラセミ混合物が現在でも主に使われている化合物の代表例です。椎名研究室では「不斉エステル合成法」という世界初の新しい触媒反応を開発することで光学活性なNSAIDsの合成に成功しました。今後は副作用の少ない消炎鎮痛剤の製品化が可能になると期待されています。この研究成果は、すでに朝日新聞をはじめとして、日経産業新聞や日刊工業新聞などで報道されています。(右図の説明;タイトル[光学(鏡像)異性体],左側はS型イブプロフェン[活性な消炎鎮痛剤],右側はR型イブプロフェン[不活性な化合物],C*は不斉炭素)

