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駒場慎一准教授の「ナトリウムイオン電池向け新型電極材料開発」を日本経済新聞等が紹介

総合研究機構 藪内直明講師、理学部第一部 応用化学科 駒場慎一准教授らの研究グループは、ナトリウムイオン電池向けの新しい電極材料を開発しました。
ナトリウムイオン電池は次世代二次電池として期待されています。
開発された新型電極材料はナトリウムと鉄とマンガンの酸化物であり、電気の貯蔵量と出し入れの速さは、現在電気自動車向けに使用されているリチウムイオン電池の正極と同程度の性能です。
ナトリウムイオン電池は、現行のリチウムイオン電池で使用されている輸入依存度が高いレアメタルを使用せず、海水中に多く含まれるナトリウムを使用する安価な二次電池として実用化が期待されています。今回の開発は、ナトリウムイオン電池の安定生産へと繋がる成果として注目されています。
詳細は各紙をご覧ください。
また本研究論文は英科学誌「Nature Materials」オンライン版 4月29日付(現地時間)に掲載されました。

掲載紙

『日本経済新聞』2012年4月30日付
『日刊工業新聞』2012年4月30日付

※詳しい研究成果の内容はこちら


駒場研究室のホームページ
研究室のページ : http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/komaba/
大学公式ページ : http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?486f

藪内助教のページ
大学公式ページ : http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?5de1