中井泉教授の分析結果内容などを新聞各紙が紹介
本学理学部第一部応用化学科の中井泉教授らによるエックス線やレーザー光線を照射する方法などで、東大寺宝冠のガラス玉や宝玉を分析した結果が新聞各紙で紹介されました。
奈良県奈良市にある東大寺法華堂の本尊・不空羂索(ふくうけんさく)観音立像(国宝)の宝冠を飾る1万数千点の玉類を分析した結果、弥生〜古墳時代のガラス玉が多数使われていることが判明しました。
玉類は6割が奈良時代に作られた鉛ガラスでしたが、3割が弥生〜古墳時代に輸入されたアルカリガラスと判明し、残り1割はヒスイや水晶などであることが科学的に初めて明らかになりました。
詳細は同紙をご覧ください。
掲載紙
『朝日新聞』 2012年10月28日付『読売新聞』 2012年10月28日付
『産経新聞』 2012年10月28日付
中井研究室のページ
研究室のページ: http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/nakaiken/
大学公式ページ: http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?1f32