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椎名勇教授の「新しい抗がん剤の人工合成」に関する研究成果を日刊工業新聞などが紹介

本学 理学部第一部 応用化学科、総合研究機構 キラリティー研究センター・センター長 椎名 勇 教授らの研究グループによる「新しい抗がん剤の人工合成」が日刊工業新聞などで紹介されました。

椎名教授およびがん研究会分子薬理部の共同研究チームは、がん細胞のゴルジ体に作用する新しい抗がん剤AMF-26(正式名M-COPA)の人工合成に世界で初めて成功しました。ゴルジ体は生物の細胞内に普遍的に存在する小器官ですが、これまでがん細胞のゴルジ体の活動を選択的に阻害する薬剤の開発は困難とされて来ました。

複雑な構造を有するAMF-26は土壌菌よりわずかに得られる天然の原料を元に作られていましたが、採算が合わないために製薬企業で開発が中止されていました。椎名教授らの効率的な全合成法の確立により人工AMF-26が大量生産可能となったため、新しい抗がん剤の開発が進展するものと期待されています。

本研究成果の内容は2013年1月10日発行の米国化学会の学術誌(Journal of Medicinal Chemistry, 2013, 56, 150-159)に掲載されました。詳細は掲載紙面およびYouTubeをご覧ください。

掲載紙

『日刊工業新聞』   2013年2月8日付
『フジサンケイビジネスアイ』 2013年2月20日付
『神戸新聞』 2013年3月4日付
『山形新聞』 2013年3月6日付
『四国新聞』 2013年3月8日付
『中國新聞』 2013年3月8日付(夕刊)

YouTubeによる公開

タイトル:東京理科大学椎名研究室・がん研究会分子薬理部 合同記者会見
動画説明:ゴルジ体を標的とする新しい抗がん剤の人工合成に成功
http://www.youtube.com/watch?v=DMQE8qSJboI

※詳しい研究成果の内容はこちら

椎名研究室のページ
研究室のページ: http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/shiina/indexj.html
大学公式ページ: http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?19ed