中井泉教授がBS朝日『天平の美を守れ〜東大寺法華堂・修理の記録〜』に出演

2013年5月18日(土)放送予定のBS朝日『天平の美を守れ〜東大寺法華堂・修理の記録〜 』において、本学理学部第一部　応用化学科　中井泉教授が出演します。
番組では東大寺法華堂国宝不空羂索観音立像の宝冠のガラスの分析調査の様子が紹介されます。

国宝の宝冠は、ガラス玉を主体に１万数千個の宝玉類で装飾されたもので、奈良時代のガラス工芸品の最高傑作とされる貴重な作品です。法華堂の本尊の修理修復の機会に行われた、中井教授と研究室の学生達による宝冠の2012年7月と2013年1月の2回の分析調査により、ガラス玉の全体の約1/3が、前時代である弥生・古墳時代のいわばアンティークのガラスが用いられていることが解明されました。今回、今世紀最初にして最後といわれている法華堂の大規模な修復記録の一部として、本年1月に行われた分析調査の様子が紹介、放映されます。

放送予定

BS朝日 「天平の美を守れ〜東大寺法華堂・修理の記録〜」
2013年5月18日(土) 16時00分〜16時55分

※放送日時は、予告無く変更される場合があります。

中井研究室のページ
研究室のページ： http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/nakaiken/
大学公式ページ： http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?1f32