硤合 憲三教授の研究成果について日経産業新聞が紹介
日経産業新聞が特集記事「日本のイノベーター」の中で、本学理学部第一部 応用化学科 硤合 憲三教授が発見した不斉自己増殖について紹介しました。
硤合教授は片方の光学異性体だけが自己を複製して増える「不斉自己増殖」という化学反応を初めて発見しました。通常の化学反応では2種類の光学異性体が同じ比率で合成されますが、ピリミジルアルカノールを使用することにより片方種類の光学異性体をほぼ100%自己増殖させることに成功しました。これは世界で初のことで「ソアイ反応」と呼ばれています。
この硤合教授の論文は米ネイチャー誌が50年間に掲載した化学論文からえりすぐった35本の一本に選ばれました。
詳細は掲載紙をご覧ください。
■掲載紙
『日経産業新聞』 2014年11月11日付
硤合研究室のページ
研究室のページ:
http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/soai/
大学公式ページ(硤合教授):
http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?729