根岸 雄一教授らのカーボンナノチューブの光吸収帯利用に関する研究成果を日刊工業新聞が紹介
本学理学部第一部 応用化学科 根岸雄一教授、岡山大学大学院環境生命科学研究科 高口豊准教授、田嶋智之講師、山口大学らの研究グループのカーボンナノチューブの光吸収帯利用に関する研究成果について、日刊工業新聞が紹介しました。
今回根岸教授らの研究グループは、カーボンナノチューブ(CNT)の光吸収帯を利用した水分解反応による水素製造が可能であることを明らかにしました。 カーボンナノチューブはこれまで、光触媒の光吸収材料としての利用が困難であると考えられていましたが、従来の光触媒技術では利用できない赤色光~近赤外光(波長600 ~ 1300 nm)を吸収できることから、この研究成果により、太陽光エネルギーの変換効率の大幅な向上が見込まれ、光触媒を利用した二酸化炭素を出さない水素製造技術への応用が期待されます。
詳しくは掲載紙をご覧ください。
■掲載紙
『日刊工業新聞』 2017年4月3日付朝刊
根岸研究室のページ
研究室のページ:
http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/negishi/
大学公式ページ:
https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?5825