中井 泉教授らの福島第一原発由来放射性物質による研究成果を日本経済新聞が紹介
本学理学部第一部応用化学科 阿部 善也講師および中井 泉教授らの福島第一原発事故由来の放射性物質に関する研究成果を日本経済新聞が紹介しました。
阿部講師らの研究グループは、大型放射光施設スプリング8などを使用した研究により、「セシウムボール」と呼ばれる放射性セシウム含むガラス状微粒子が、事故直後に関東地方の広域に飛散していたことを明らかにしました。
この成果は東京大学などと共同で行われたもので、5月25日に行われた日本地球惑星科学連合2017年大会において、本学理学研究科化学専攻修士1年の小野﨑 晴佳さん(中井研究室)が発表しました。
この成果は、事故の進展過程を知る手がかりになるほか、放射性物質の環境や健康への影響を調べる材料となると期待されます。
詳細は掲載紙をご覧ください。
■掲載紙
『日本経済新聞』 2017年5月26日付朝刊
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http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/applchem/info/20160524.html
中井研究室のページ
研究室のページ:
http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/nakaiken/
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http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?1f32
阿部講師のページ:
http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?6673