中井 泉教授らがムンクの代表作「叫び」の現地での分析調査を実施
本学理学部第一部応用化学科 中井 泉教授、阿部 善也講師および本学大学院生らが、北欧を代表する世界的画家エドヴァルト・ムンクの代表作「叫び」の分析を1月22日から24日の3日間実施しました。
収蔵先のオスロ国立美術館から依頼を受け、現地での分析調査が実現しました。
用いた分析装置はすべて本学から持参したポータブル分析装置で、本年度の科学研究費の補助を受けて同教授らがテクノエックス社と共同開発した粉末X線回折装置が活躍し、青色の絵の具にプルシアンブルーとウルトラマリンブルーが使われていることを、初めて実証しました。
同行した阿部講師と大学院修士課程の学生2名による分析風景がノルウェーの新聞にカラーで紹介され、TVでも放映されました。
■掲載紙
『Dagbladet』 2018年1月25日付朝刊
中井研究室のページ
研究室のページ:
http://www.rs.kagu.tus.ac.jp/nakaiken/
大学公式ページ:
http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?1f32
阿部講師のページ:
http://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?6673