石川 昇平君(大塚研究室 博士課程3年)及び大塚 英典教授らの論文がWiley社『Journal of Applied Polymer Science』誌の表紙とカバーストーリーに選出
本学 理学研究科 化学専攻 博士後期課程3年 石川 昇平、理学部第一部 応用化学科 大澤 重仁助教、大塚 英典教授らによる生分解性インジェクタブルゲルに関する論文がWiley社『Journal of Applied Polymer Science』誌の表紙とカバーストーリに選出されました。
現代の高齢化加速社会において、体の動きを担う骨・関節などの「運動器」に障害が起こる「ロコモティブシンドローム」が深刻な課題となり、特に関節置換手術は患者さんの大きな負担となっています。著者らは、切開等の施術の必要がなく関節軟骨欠損部に直接細胞注入し、軟骨再生を可能とする細胞移植材料を開発しました。そうした内容が編集部に評価され、掲載誌のFront Coverとして選出されました。
選出者
:
理学研究科 化学専攻 博士後期課程3年 石川 昇平
理学部第一部 応用化学科 助教 大澤 重仁
理学部第一部 応用化学科 教授 大塚 英典
論文タイトル
:
Enhanced function of chondrocytes in a chitosan‐based hydrogel to regenerate cartilage tissues by accelerating degradability of the hydrogel via a hydrolysable crosslinker
掲載表紙
:
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/app.49099
掲載論文:
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/app.48893
掲載日:
2020年2月12日(Cover)、2019年12月31日(論文)
大塚研究室
大学公式のページ:
https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?3f8f
大澤助教 大学公式ページ:
https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?6fdb