駒場 慎一教授が日本化学会において、学術賞を受賞
駒場 慎一教授が日本化学会において、学術賞を受賞しました。
受賞者
:
理学部第一部 応用化学科 教授 駒場 慎一
受賞題目
:
次世代蓄電池材料に関する研究
受賞内容
:
日本化学会会員であって、化学の基礎または応用の分野において先導的・開拓的な研究業績をあげた者に贈られる賞である。
受賞の対象となった研究業績は、リチウムイオン蓄電池に応用される無機、有機、高分子材料の開拓研究をベースに、可動イオンとしてリチウムだけでなく、ナトリウムやカリウムといった汎用元素に拡張して全く新しい蓄電池反応系を世界に先駆けて実証し、次世代蓄電池の研究で大きなブレイクスルーをもたらした。一連の研究では、蓄電池としての工学的有用性を見失うことなく、学術的独創性の極めて高い蓄電池材料の研究で顕著な成果を挙げており、国際的な評価も非常に高いことから、日本化学会学術賞が授与された。
受賞日
:
2020年3月23日
公益社団法人 日本化学会のページ
http://www.chemistry.or.jp/
駒場研究室
大学公式のページ:
https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?486f
研究室のページ:
https://www.rs.kagu.tus.ac.jp/komaba/index.html