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駒場 慎一教授らの研究成果「ナトリウムイオン電池」が日本経済新聞で紹介

本学理学部第一部 応用化学科 駒場 慎一教授らが開発した「ナトリウムイオン電池」が、日本経済新聞で紹介されました。

本記事「再生エネ普及へ 蓄電池コスト減 安価な材料活用」の中で、リチウムイオン電池の蓄エネルギー密度を超える「ナトリウムイオン電池」が取り上げられています。「ナトリウムイオン電池」はレアメタルを使わない次世代蓄電池で、駒場教授はじめ世界中の研究者が研究開発に取り組んでいます。この電池は蓄エネルギー密度が低いために電池サイズが大型になりがちであるといわれていますが、駒場教授らの研究により、ナトリウムイオン電池の炭素負極の蓄電量が従来より14%程度増え、リチウムイオン電池と同等以上の蓄エネルギー密度が可能となります。

駒場教授は、「ナトリウムイオン電池は充電速度が速いため、さらに性能が上がれば大きく普及するのではないか」と 抱負を述べています。

詳細は掲載紙をご覧ください。

■掲載紙
『日本経済新聞』2020年11月22日付朝刊
電子版  https://r.nikkei.com/article/DGXMZO66529300R21C20A1EA1000 (電子版購読には会員登録が必要です)

■駒場研究室のページ
大学公式ページ: https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?486f
研究室のページ: https://www.rs.kagu.tus.ac.jp/komaba/index.html

■TUS Research Highlights - 夢の次世代電池 レアメタルフリー「ナトリウムイオン蓄電池」の研究
https://www.tus.ac.jp/researchhighlights/vol07/

■本学 プレスリリース(2020年1月15日)
リチウムイオン二次電池の欠点を克服する、新たな二次電池の開発を目指して ~ナトリウムイオン電池の第一人者が、カリウムイオン電池の研究成果を公開~   https://www.tus.ac.jp/mediarelations/archive/20200115003.html