佐々木研究室内にある実験装置類

各装置のマニュアルがこのページからダウンロードできます。
使う前にマニュアル熟読してね。

X線回折装置(XRD)

リガク社製
デスクトップX線回折装置
MiniFlex600(温度調節器付)

定格出力600 W
X線管 Cu
焦点サイズ 1×10 mm2
スキャンモード 2θ/θ連動
ゴニオメーター半径 150 mm
2θ測角範囲 2度〜145度
最小ステップ角度 0.005度

MiniFlex600のページ

マニュアル

冷却水の交換を忘れずに!(半年に一回)

原子間力顕微鏡(AFM)

キーエンス社製
ナノスケールハイブリッド顕微鏡
VN-8000

観察範囲 XY方向 200nm〜200μm
Z方向 ±10μm
マニュアル

走査型電子顕微鏡(SEM)
日立卓上顕微鏡 MiniscopeR TM3030

倍率 15倍〜30,000倍(デジタルズーム:2倍、4倍)
観察条件設定 表面/通常/高輝度
観察モード 標準モード、帯電軽減モード
試料可動範囲 X:±17.5mm、Y:±17.5mm
最大試料寸法 70mm径
最大試料厚さ 50mm
検出系 高感度4分割半導体反射電子検出器

Miniscope R TM3030のページ

示差走査熱量計(DSC) 1号機

Mettler Toledo社製
DSC822e(サンプリングロボット付き)
MultiSTARR FRS5 センサ

マニュアル





示差走査熱量計(DSC) 2号機

Perkin Elmer社製
熱流束型シングルファーネス DSC 4000
サンプリングロボット付き
測定範囲: -100℃〜450℃(DSC4000)
コントロール最高昇温速度: 100℃/min
コントロール最高冷却速度:100℃/min

マニュアル


誘電率測定装置

東陽テクニカ
誘電体測定システム126096W型
インピーダンス測定範囲:100Ω〜100TΩ(1014Ω)
測定周波数範囲:10μHz〜10MHz
キャパシタンス測定範囲:1pF〜0.1F
tanδ測定範囲:10-4〜103(レファレンスモード)
電流計測範囲:1fA〜100mA
マニュアル
ソフトウェア等はSolartron社のHPからダウンロードできます。
Solartron社HP ただし、ソフトを動かすにはUSBキーが必要です。
DOWNLOADSからSMaRTのソフトをダウンロード

使用例の文献
 
Jose A. et.al. J. Phys. Chem.Lett., 1, 383-387 (2010).
※イオン電導性材料の測定にも使えます。
マニュアル

TS-LCM-6254C 強誘電性液晶物性評価システム 
最新鋭の試作機第一号です。(2012年10月現在ね)
第一号ということで、相当な値引きをしてもらいました。

東陽テクニカ
強誘電性液晶の自発分極を測定することができます。
印加電圧: ±10V
周波数: 10mHz−5000Hz
バイアス電圧: バイアス電圧と印加電圧の和が上限10Vを超えない範囲で可能。
バイアス電圧を設定したいときは印加電圧を±10Vより小さくする。

マニュアル

ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC) 1号機
溶出溶媒はTHFです
高分子の分子量を測定するための装置です。
分子量数千〜数十万の試料が測定できます。
(ポリスチレン標準で)
サンプリングロボットが付いているので、
試料作ってほっとけば勝手に測定してくれます。

東ソー社製
高速GPCシステム HLC-8220GPC
マニュアル

ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC) 2号機
溶出溶媒はDMFです。DMFにLiBrを10mmol/Lの濃度で
溶解したものを溶出溶媒とします。
(DMF3.0LにLiBr1.60gを溶解したもの)
THFに溶けない高分子の測定に用います。
THFに溶けるやつはTHF溶媒のGPCで測定しましょう
THF溶媒の方が一般的なので。
これもサンプリングロボットが付いているので、
試料作ってほっとけば勝手に測定してくれます。

溶出溶媒にLiBrを加える理由
DMFを溶離液として極性高分子を分析する場合、
ポリマー分子内のイオン性基同士が反発し合い、分子が広がったり、
会合を起こすために、見かけの分子サイズが大きくなることがあります。
そのためGPC分析では溶出が極端に早くなったり、
ピークの形状が乱れたりします。
臭化リチウム(LiBr)を溶離液に添加すると、イオン反発や会合が抑えられ、
適正な分析を行うことができるのです。

東ソー社製
高速GPCシステム HLC-8320GPC
マニュアル


超高圧水銀灯

ウシオ社製
SX-UI250HQ
超高圧水銀灯(ポータブル)

浜松ホトニクス製
光ファイバーで照射。
赤外吸収分光光度計

日本分光社製
FT/IR-4200

分解能 0.5cm-1
SN比 30000:1
マニュアル1
マニュアル2
マニュアル3

偏光顕微鏡と温度調節器

偏光顕微鏡:オリンパス社製BX50
温度調節器:Mettler社製FP90

偏光顕微鏡は3台、温度調節器は5台あります。


マニュアル

顕微鏡写真には必ずスケールバーを付けよう!

液晶表示パネル作製用ラビング処理装置
液晶を配向させるためのラビング処理を行う装置です。

イーエッチシー社製
ラビング装置RM-50


液晶セルの作り方(メモ)


イーエッチシー社の液晶評価セルのカタログ
スピンコーター
ガラス基板などを高分子溶液でコートするための機械です。

イーエッチシー社
小型スピンナーSC-300
サンボンダ―
超音波ハンダごて


ITO電極ガラスに電線を付けるために使用します。
名称は「ハンダごて」ですが、ハンダを使うのではなく、
セラソルザ(cerasolza)という特殊な金属を使います。
超音波でガラスと反応してくっ付く金属です。

セラソルザの解説
紫外可視分光光度計

JASCO
V−630

マニュアル
フォトリフラクティブ効果測定装置
簡易暗室内にあります。

DPSSレーザー(473nm、30mW、直線偏光、コヒーレンス10m)1台
DPSSレーザー(488nm、30mW、直線偏光、コヒーレンス4cm)2台
DPSSレーザー(532nm、50mW、直線偏光、コヒーレンス10m)1台
狭帯域化半導体レーザー(638nm、50mW、直線偏光、コヒーレンス10m)1台
狭帯域化半導体レーザー(785nm、50mW、直線偏光、コヒーレンス10m)1台
狭帯域化半導体レーザー(830nm、50mW、直線偏光、コヒーレンス10m)1台
He−Neレーザー(633nm、7mW、直線偏光、コヒーレンス無限大?)1台
He−Neレーザー(633nm、50mW、直線偏光、コヒーレンス30m)1台
半導体レーザー(680nm、532nm、470nm、直線偏光、コヒーレンス無し?)ゴロゴロ
空気浮上式除振台 2台

干渉実験ではレーザーのコヒーレンスが重要です。
レーザーのコヒーレンスとは何か


レーザー実験をするときは、レーザー光防護メガネを必ず装着しましょう
レーザーの波長ごとに適切なメガネを装着してください。透過率が異なるやつもあります。
レーザー光が完全に見えなくなるやつと、ちょっと見えるやつ。
適切に選んで安全に実験しましょう!

2光波結合の光学系の調整法

フォトリフラクティブ効果の実験はホログラフィの実験です。
ホログラフィについて勉強しておきましょう。
中央精機のホログラフィ解説

2光波結合実験.で使用するNR2000の使い方と、
Bragg条件下での利得定数、応答時間等の計算法はこちらで。
2光波結合データ解析マニュアル

DG535(パルスジェネレーター)マニュアル

光学系についてのTipsとか

4光波混合実験の光学系の作り方はこちらを参考に。
4光波混合実験光学系の設計交差角30度
4光波混合実験光学系の設計交差角20度

パワーメーターマニュアル
8230型パワーメーター
JTQ8210型パワーメーター
    小型 Qスイッチパルス YAG レーザー
Minilite II(Continuum)1064 nm(50 mJ)と532 nm(25 mJ)切り替え
カタログ
    光学系と
測定試料温度調節機など。

温度調節のセルホルダーは自作です。
試料の形状に合わせてアルミ板を削って作ります。
それにヒーターと温度調節器を設置して温度制御を行います。

アルミ板を切って、削って、穴あけて、ネジ穴切ったりして、あら楽しい。
    
He-Neレーザー
7mW、干渉性は高いです。

高分子フォトリフラクティブ材料
試料の厚さが変わらないように
ガラス電極をエポキシ接着剤で固めましょう。
試料作製マニュアル

透明フィルムの作り方
    
DPSSレーザー(473nm、532nm)OXXIUS
コヒーレンス長10m
レーザー本体側に冷却器ファンが付いています。
まずはそのプラグを接続してください。
そのあとでレーザーの発振を開始し、
シャッターを閉じた状態でWarm-up
30分くらいやってください。
シャッター開いたままWarm-upしても
全然安定しません。

測定が終わったら、レーザー本体の冷却ファンの
プラグを抜くのを忘れないでね。


DPSSレーザー(488nm)SpectraPhysics   Cyan
コヒーレンス長は4cmです。

50mW He-Neレーザー

ネオアーク社製NEO-50MS
コヒーレンス長30m
直線偏光
光スペクトラムアナライザー
光の波長や、レーザーのコヒーレンス長を測定する装置です。
レーザー光の光路差がどのくらいあっても干渉するのかが
わかります
干渉計測器が内蔵されています。(衝撃注意!)

ADCMT社製 8341
測定可能最大コヒーレンス長:40mm
350nmから1000nmまで測定可能

マニュアル
ビームプロファイラー
レーザー光の断面(強度分布)を測定できます。
レーザービームの直径や、発振モードなどがわかります。

CimCam CMOS beam profiler
CMOS-1201(VN-111)

光貿易(株)

マニュアル
AOモジュレーター
電歪素子を用いた高速シャッター。ナノ秒の応答でON-OFFする。

音響光学素子に超音波領域の周波数の電圧を加えると、周期的な屈折率の変化が生じる。
AO変調器は、この効果を回折格子として利用し、1次回折光を出力としたものである。
この回折光は、超音波の周波数分シフトしている。

入射光は集光され音響光学素子へ入射している。射出側において、1次回折光は発散しているため、レンズを使いコリメートまはた集光する。
AO変調器の用途は、強度変調(アナログ変調)、周波数変調、ON/OFFスイッチング(デジタル変調)などがある。

マニュアル

高速メカニカルシャッター LS2 応答時間300マイクロ秒
コントローラー VCM-D1J
マニュアル

アド・サイエンス(株)
高抵抗測定機
微小な電流を測定します。
高分子や液晶材料の光導電性の測定に用いています。

ADVANTEST R8340 Ultra High Resistance Meter

抵抗測定 レンジ 3MΩ − 30PΩ
電流測定 レンジ 200pA - 20mA 最小分解能 10fA

マニュアル
          引っ張り試験機

接着剤の接着強度の測定に使用します。

インストロン3342型試験機



マニュアル
瞬間マルチ測光システムMCPD-3700


大塚電子(株)
紫外から近赤外領域に対応した
多機能マルチチャンネル分光光度計で、
最小16msでスペクトルの測定が可能です。

マニュアル

サイクリックボルタンメトリー
酸化還元電位を測定できます。

北斗電工
HSV−100
マニュアル

その他、クリーンベンチや高分子重合用真空ライン、ドラフト2台があります。
有機合成用各種ガラス器具や温調付きオイルバス、スターラーはたくさんあります。

防災用品は、
炭酸消火器8、粉末消火器6、消火用不燃布6、防爆フェイスガード12、透明防爆シールド1、
フルフェイスガスマスク4、(有機ガス吸収缶2&亜硫酸ガス吸収缶2)
大容量セパレート型化学防護マスク×4(有機ガス、亜硫酸ガス)、化学防護服6、化学防護長靴3、耐薬品性手袋があります。
使い方は普段からチェックしておきましょう。