根岸 雄一教授らによる論文が英国王立化学会出版『Nanoscale Advances』誌のOutside Front Coverに選出
本学教員 根岸 雄一教授及び川脇 徳久助教らによる論文が英国王立化学会出版『Nanoscale Advances』誌のOutside Front Coverに選出されました。
白金は自動車の排ガスに含まれる有害物質を浄化する触媒能を有していますが、希少元素であり、また高価な貴金属であるため、その微細化による使用量低減が求められています。根岸教授らは、白金17量体クラスターをγ-アルミナ上へ厳密に担持する方法を見いだすとともに、そうして得られた触媒は、一般的な含浸法により白金ナノ粒子を担持した触媒よりも、一酸化炭素酸化とプロピレン酸化の触媒能、及び耐久性において優れていることを明らかにしました。そうした内容が編集部に評価され、掲載誌のOutside Front Coverとして選出されました。
選出者
:
理学部第一部 応用化学科 教授 根岸 雄一
理学部第一部 応用化学科 助教 川脇 徳久
論文タイトル
:
γ-Alumina-supported Pt17 cluster: controlled loading, geometrical structure, and size-specific catalytic activity for carbon monoxide and propylene oxidation
掲載表紙
:
https://pubs.rsc.org/en/journals/journalissues/na#!issueid=na002002&type=current&issnonline=2516-0230
掲載論文
:
https://pubs.rsc.org/en/content/articlelanding/2020/na/c9na00579j#!divAbstract
掲載日
:
2020年2月19日
英国王立化学会Nanoscale Advances
公式ページ:
https://pubs.rsc.org/en/journals/journalissues/na#!recentarticles&adv
根岸教授のページ:
大学公式ページ:
https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?5825
研究室のページ:
https://www.rs.kagu.tus.ac.jp/negishi/
川脇助教のページ:
https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?7118