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根岸 雄一教授が東京理科大学の「実力主義」懸賞論文優秀賞を受賞

根岸 雄一教授が東京理科大学の「実力主義」懸賞論文優秀賞を受賞。

本学を象徴する言葉のひとつに"実力主義"があります。実力主義は 1881 年に東京物理学講習所開 校以来、脈々と受け継がれてきました。本学が今年、140 周年を迎えたことを契機として、教職員が実力主義をどのように捉えているのかを把握するために、この懸賞論文を企画・募集しました。その結果、合計 20 名の教職員から数多くの示唆に富む論文を寄稿していただきました。審査委員会は3 回開催され、応募論文は以下の評価基準に従ってブラインド・レフェリーで評価しました。

評価基準
1. 応募要項に示した3つの課題、すなわち、東京理科大学の「実力主義」のキャッチフレーズ、あなたが今まで考えてきた、または実践してきた東京理科大学の「実力主義」とは何か、次代に向け東京理科大学が掲げる「実力主義」とは何か、に関して深く洞察して論じられているか
2. 抽象論に留まらず、具体的な教育実践に裏打ちされた考えが提示されているか
3. 提示された考えや教育実践が、他の教職員や本学の関係者にとって参考になるか
4. 次代に向けての提言が実践可能な形で表現されているか

これらの基準に従って厳正に審査した結果、根岸雄一教授の論文が優秀賞に選ばれました(全学では2名が受賞)。

優秀賞
『時代を創る人間力の醸成』根岸雄一 理学部第一部応用化学科 教授

(選考理由)
「時代の変化に適応する能力」が不可欠であり、そうした能力をもつ学生を育成することが理科大の「実力主義」と捉えている。研究室で独自に工夫している教育を中心に、具体的な取り組みの例をあげ、今後のあるべき方向性を情熱をもって提案している。現状の大学教育の問題点をよく取り得ており、提案している方向性も共感できる。

受賞日: 2021年2月26日

■根岸研究室
研究室のページ: https://www.rs.kagu.tus.ac.jp/negishi/
根岸教授のページ: https://www.tus.ac.jp/fac_grad/p/index.php?5825